ガイアの夜明け ニッポンの”味”で世界を変える 感想文
2016/10/04放送のガイアの夜明けは
ニッポンの”味”で世界を変えるでした
和食が世界無形文化遺産となり
日本の伝統的な味であるダシを世界に売り込もうと枕崎の職人たちがフランスで鰹節工場を稼働させ、フランスを中心にヨーロッパ全土で売り込もうと奮闘するという内容。
EUには輸入品に厳しい規制がありベンゾピレンという物質が入った日本で作った鰹節は輸入できませんでした。そこで出回っているのが西方の違う韓国や中国製の鰹節です。
フランスだけでも日本食のお店は1600件もあるそうで大きな市場が期待できます。
そこで枕崎の生産者が手を組みフランスでEUの基準に合う鰹節を現地で作ってしまおうというプロジェクト。
EUの基準に合わせるため伝統的な作り方はできないものの、カツオの品質も功を奏して満足いく鰹節ができたそう。
フランスにも日本のような人間国宝に値する料理人がいるそうでその人を中心に鰹節を売り込んでいました。
既にフランスの料理人たちは鰹節の存在を知っており一流の舌をもっているためすぐに受け入られていました。
もう一つは豆乳を使ったチーズです
豆乳を牛乳のように豆乳クリームと低脂肪豆乳を分けることに成功した会社が豆乳で作ったチーズを同じくヨーロッパで売り込もうというプロジェクト
世界では和食ブーム以前にベジタリアンが多くいます。
どうしても動物性食品が食べられない人たちは、イミテーション偽物のチーズを食べるしかないそうです。そこに目を付け低カロリーでコレステロールがほとんどない植物性の豆乳でできたチーズを売り込もうという作戦。
しかし豆乳チーズはナチュラルチーズのように加熱しても溶けません。
なんとか満足いくところまでこぎつけ売り込みをかけます。
ピザが人気のお店で売り込みをかけピザを試しに作ってもらいます。
お店でもベジタリアン向けピザを考えていたそうで取引成立です。
日本では当たり前のものがどこで受け入られるようになるか想像もつきません。しかし、世界には文化や習慣が違うことで新たな需要が次々出てきます。
そこに日本の伝統的な文化や革新的な技術が入り込んでいければ、まだまだ成長の余地があるかもしれません。
世界だけでなく新たな需要というのはどこにあるのか、ただ日々暮らしているだけでは見つけることはできない。
規制があるなら新たな方法を試す。AがあるからBも売れるようになるのではないか、という想像力とものの見方の転換が必要なのかと感じた。
私はいまアフィリエイトで稼ごうと勉強しているのだが、まだまだ人のまねをするのがやっとの状態。
商材を買って勉強するのもありだとは思うが、自ら考え試行錯誤を繰り返し自分なりのテクニックを構築する人もいる。
こういう人たちを見習って一人前にできるようになりたい。
ガイアの夜明けはよく食材を売り込む特集をしていますが、それにしてもフランスの料理人は想像力豊かなのか今まで食べてなかった食材でいとも簡単にお客さんを満足させる料理を作ってしまうのは本当にすごい。